本日は表参道にある根津美術館へ行きました。「物語る絵画」という企画展で、涅槃図や源氏絵、舞の本など物語を絵画で見るという内容でした。以下、感想になります。
普段は写本を見ることが多いので、今回のように絵を中心とした展示を見るのは新鮮でした。構図や取り上げている場面が似ているものも多く、物語の中で注目されている場面がわかりました。また、絵師の解釈や屏風絵全体の見栄えの面などの要因から、本文の描写と描かれているものがやや異なるものもありました。物語が別の媒体で表される際に、どのように表現するのか、何が変化しているのかを考えるのも面白かったです。源氏絵だけではなく、涅槃図や平家絵、能面などさまざまな展示があり楽しむことができました。
今日は少人数でしたが、今後も研究会の中でこういった外での活動も行っていきたいです。
文責:髙野
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