2022年の活動

4月16日

【源氏物語を読む】

462行目「なが雨晴れ間なきころ」~p519行目「中将憎む。」まで読みました。

 

【感想】

桐壺の巻を読み終わり、帚木の巻を研究会で読んでいく中で、巻ごとに特徴があることが感じられるとの話になりました。桐壺の巻は、光源氏の年が幼かったこともあり、会話の中で心情などを考察することが難しかったです。ですが、帚木の巻は今回までで読み進めた範囲の印象では、会話文が多いと感じました。会話文から登場人物の心情や考えていることなどが伝わってくる場面が多く、親しみを感じられると共に、今の時代の人が読んでも身近さや面白さを感じやすい巻であるとの印象を持ちました。源氏物語を読み進めていく中で、巻にどんな特徴があるのかを考えながら読み、比較しながら読んでいきたいと感じた回でした。 


浅井