今回は、『紫式部日記』「人の心さまざま」を扱いました。
[モリ]
「おいらか(なり)」について、『紫式部日記』では他の用例がみられなかったため、『源氏物語』での語義を考察。主に女性に用いられていた。「良い女性」のなかでも「光源氏にとって都合の良い女性」を示しているように思えた。
[フジワラ]
「本性(ほんじょう)」の読み方について。「濁音」と「濁点」は明確に切り離して考えた方が良いと学んだ。
[マツザワ]
紫式部が考える嫌な女性(女房)についての記載は、自戒の念も含まれているのではないかと考えた。日本人の価値観が受け継がれいるのではないか。一方で「日本人」と一括りにするのは注意が必要。
[オオハタ]
見守り隊兼チャット芸人 \就活ファイト~/
形のない気持ちや抱いた感想を言語化することの難しさ、顔文字や絵文字の使用から感情を他者に伝えることの重要性についても、各々の考えを共有し、話し合いました。
書いた人:モリ
紫式部が当時の女性の平均でもないし、必ずしも多数派ではないという当たり前の前提を忘れないようにしないといけないなと思いました…夢中になるとすぐ忘れてしまいそうになる…気をつけます…(-_-;)←